【3月24日 AFP】サッカー国際親善試合は23日、各地で行われ、後半ロスタイムにクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が2得点を挙げたポルトガルがエジプトに2-1で勝利した。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)でプレーする33歳のロナウドは、キャリア通算900試合目の終了直前に圧倒的な存在感を示した。

 リカルド・クアレズマ(Ricardo Quaresma)のクロスに頭で合わせて同点ゴールを挙げたロナウドは、後半ロスタイム4分に再びクアレズマのボールからヘディングでゴールネットを揺らした。

 ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により決勝点が認められたロナウドは、代表での得点数を81に伸ばしている。

 ポルトガルのフェルナンド・サントス(Fernando Santos)監督は「最後の時間帯ではわれわれが優れていた。4つのチャンスを作り、逆転するんだという強い気持ちを示した」とコメントしている。

 スイス・チューリヒ(Zurich)での一戦は後半11分、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)で今季リーグ戦28得点を挙げているモハメド・サラー(Mohamed Salah)のゴールでエジプトが先制した。

 アブダラ・エルサイド(Abdallah El Said)のリターンを受けたサラーは、ペナルティーエリアの外から左足を振り抜いて試合の均衡を破った。

 1990年以来の本大会出場となるW杯ロシア大会(2018 World Cup)でエジプトは、グループAに入り、開催国ロシア、ウルグアイ、サウジアラビアと対戦する。

 グループBのポルトガルは、スペイン、モロッコ、イランとの対戦を控えている。(c)AFP