【4月1日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2018)は31日、女子シングルス決勝が行われ、大会第13シードのスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)が7-6(7-5)、6-1で第6シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を破り、自身初となる大会制覇を果たした。

 どちらの選手もミスが多く出る中、緊張感を乗り越えて勝利したスティーブンスは、これでツアー決勝は6戦全勝。フロリダ州生まれのスティーブンスは、大会移転前のキービスケーン(Key Biscayne)での最後の大会を優勝することに強いこだわりを持っていた。

 それでも、決勝の緊張感はどちらにとっても簡単ではなく、両選手は対応できていないように見えた。ブレークは第1セットだけで8回、合計では12回を数え、1時間半の試合で全仏オープンテニス(French Open 2017)女王のオスタペンコは48本、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)女王のスティーブンズは21本の凡ミスを犯した。

 とはいえスティーブンスは、決勝へ勝ち上がるまでに四大大会(グランドスラム)優勝経験者のガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)、アンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)、ビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)を破る快進撃を見せており、その大会を優勝で締めくくっている。

 スティーブンスは「ボールをたくさん追いかける展開になるのはわかっていたし、彼女が素晴らしいショットを持っているのは確かだから、あまり心配はしていなかった。試合前は少し緊張していたけど、第1セットを取った後は落ち着けた。すごく刺激になるので、トップ10にはできるだけ長くとどまりたい」と喜んだ。

 スティーブンスはこれで、2日に発表される最新の世界ランキングで10位以内に入ることが決まっている。

 一方のオスタペンコは、今大会ここまで1セットも落とさずに勝ち上がって来ていたが、ミスの海にのみ込まれ、スティーブンスの守備をこじ開けることができなかった。ウイナーの数では、スティーブンスの6本に対して25本と圧倒したが、ツアーの決勝戦はこれで4敗目となっている。

 オスタペンコは「少し強引に攻め過ぎた場面があった。最初はそれでうまくいっていたけど、決勝は感覚が違って、プレッシャーもかなりあり、週の前半は打てていたショットをミスしてしまった。クレーの準備をしなくちゃならないけど、全仏までは少し時間があるから、連覇には何が必要かを考えたい」とコメントした。(c)AFP/Steve Brenner