【3月12日 AFP】(更新)勃発から間もなく丸7年が経過するシリア内戦における死者が、合わせて35万人を超えた。在英NGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が12日、明らかにした。

 シリア全土で広範囲の情報網を張り巡らせた同監視団によると、2011年3月15日以降の犠牲者数は、35万3935人に達したという。

 今週にも8年目に突入するシリアの内戦では甚大な数の民間人が死亡しており、現在も首都ダマスカス近郊にある反体制派支配地域の東グータ(Eastern Ghouta)で政府軍の攻撃が続いている。

 監視団によると7年間での民間人の死者は10万6390人に上り、うち1万9811人が子ども、1万2513人が女性だという。(c)AFP