【3月12日 AFP】南米チリで11日、中道右派のセバスティアン・ピニェラ(Sebastian Pinera)新大統領(68)が就任宣誓を行った。2010~14年に続く2期目。ピニェラ氏は富豪で、米経済誌フォーブス(Forbes)によると資産額は推計27億ドル(約2900億円)とされる。

 中道左派のミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)前大統領から大統領の記章を引き継いだピニェラ氏は、経済成長の促進と雇用創出を約束した。

 チリでは、輸出の柱である銅の価格低迷で伸び悩んでいた経済に回復の兆しが見えている。ピニェラ氏が宣誓すると、支持者らは「好景気がやってくる」と繰り返し声を上げた。(c)AFP/Paulina ABRAMOVICH, Ana FERNANDEZ