財政危機のミラン、アーセナルとのEL決勝Tはクラブの行く末を占う一戦に
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■ELが頼みの綱
ヨーロッパリーグで勝ち進むことで生まれる収入が重要性を増す中、クラブはシーズン終了まで戦い抜くための増資を承認するための理事会を予定している。ゼネラルマネジャー(GM)のマルコ・ファッソーネ(Marco Fassone)氏は「クラブ債務の借り換えの見通しについては楽観している」とし、昨年12月31日までのシーズン前半の損失は、前年同時期の3940万ユーロ(52億円)から2230万ユーロ(約29億円)に減っていると述べた。
アーセナルを倒してできるだけ長くヨーロッパリーグに残り、来季のチャンピオンズリーグ出場権争いに絡むことで、ミランの負債は軽減することができる。本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で行われる第1戦は、7万人以上のファンで満員になるものとみられている。
2月25日の第26節でASローマ(AS Roma)に2-0で勝利し、現在リーグ7位につけるミランは、同28日のイタリア杯(Italian Cup 2017-18)準決勝ではPK戦の末ラツィオ(SS Lazio)を破り、決勝に駒を進めた。
今月4日には宿敵インテル(Inter Milan)とのダービーが予定されていたが、フィオレンティーナ(Fiorentina)で主将を務めるダビデ・アストリ(Davide Astori)が3日夜に急逝したことを受け、試合は延期になった。公式戦7連勝を目指すミランは、結果的に休息を挟んでアーセナルとの試合を迎えることになる。
一方、公式戦最近13試合で8敗を喫するなど、危機的状況に陥っているアーセナルは、イングランド・プレミアリーグでは現在6位となり、今季獲得の可能性が残るタイトルはヨーロッパリーグのみとなっている。(c)AFP/Emmeline MOORE