【3月8日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は7日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、主力を温存したマンチェスター・シティ(Manchester City)は、ホームでFCバーゼル(FC Basel)に1-2で敗れたものの、2試合合計スコア5-2で準々決勝に進出。ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は「攻撃することを忘れていた」と選手に苦言を呈した。

 グアルディオラ監督は試合後、「クラブ史上2度目の8強入りということで、あしたはハッピーな気分になるだろう。新たにそういう立場になることができたのでそのことには満足している」とした一方で、「前半はとても良かったが、後半は攻撃すること、プレーすることを忘れてしまった。パスのためのパスでは何の意味もない。後半は本当につまらない内容だった」 とコメントした。

 チェルシー(Chelsea)に1-0で勝利した4日の試合から6人を入れ替える余裕があったシティは、前半8分にガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)のゴールで先制し、さらに点差を広げるかにみえた。しかし、その9分後にシティの緩慢なディフェンスを突いたモハメド・エルユヌシ(Mohamed Elyounoussi)の得点で同点としたバーゼルは、後半26分にミヒャエル・ラング(Michael Lang)が豪快なシュートを決めて逆転に成功した。

 エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)で逆転勝利を収めたスイス王者バーゼルは、シティに本拠地で約15か月ぶりとなる黒星をつけ、ホームで0-4の大敗を喫した第1戦の借りを少しだけ返した。ラファエル・ヴィッキー(Raphael Wicky)監督は「このチームを倒せたのはわれわれにとって特別なこと。良いパフォーマンスでチャンピオンズリーグを去るのとそうでないのとでは状況は大きく違う」と語った。

 シティは4月に行われる準々決勝までにリーグ優勝を事実上決めている可能性が高い。そのため、シティがクラブ史上初のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げるためには、セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)、ケビン・デ・ブルイネ(Kevin De Bruyne)、ダビド・シルバ(David Silva)らに十分な休息を与え、主力にトップフォームを維持させていく必要があるが、この試合で代わりに出場した若手や控え選手は指揮官の期待に応えられなかった。

「後半を見て、チームはすべてを懸けて戦う準備ができていないことを理解できた」と話し、選手に奮起を促したグアルディオラ監督は、12日のストーク・シティ(Stoke City)から次の試合まで間隔があるため、準々決勝までに選手はリフレッシュしてほしいと話した。

「準々決勝にたどり着いた。良いニュースだ。準々決勝では生き生きとしたチームを見ることになるだろう。月曜日にもう1試合あるが、それから3週間のオフがある。合計180分では5-2なので、次のステージに進んだことにとても満足している」 (c)AFP/Kieran CANNING