【3月4日 AFP】米企業ハードワイヤ(Hardwire)のジョージ・チュニス(George Tunis)最高経営責任者(CEO)は、2012年にコネティカット州ニュートン(Newton)のサンディフック小学校(Sandy Hook Elementary School)で起きた銃乱射事件を受けて防弾ホワイトボードを開発した。

 防弾ホワイトボードはポリエチレン繊維製で重量はわずか1.5キロ。メリーランド州東部のバーリン(Berlin)にあるウースター・プレパラトリースクール(Worcester Preparatory School)は2013年、防弾ホワイトボードをすべての教室に導入した。

 同校の数学教師、リンダ・ブラッグ(Linda Bragg)さんが「今週の標語」を書いて教室の出入り口に置いている防弾ホワイトボードは、いざというときには生徒の命を守る盾になる。

 ハードワイヤ社はバックパックなどに入れて使う防弾板なども製造している。(c)AFP