【3月3日 AFP】英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)まで1年余りとなった現在、牧羊業者から株式仲買人、ラジオ番組司会者まで、欧州でブレグジットの影響をすでに受けている職業の15人にAFPがインタビューを行った。

■英国で聞いた英国人の声

●英イングランド北西部ウェストモーランド(Westmorland)のトラウトベック(Troutbeck)で牧羊業を営むピップ・シンプソンさん(51)
「交渉が進行し始めてから感じるのは、彼らはまるで(交渉を)出来る限り厄介にして、他の国が簡単な選択肢だと受け取らないように努めているようにみえる」

●グラスゴー(Glasgow)の英国王立スコットランド音楽院(Royal Conservatoire of Scotland)でバグパイプを学ぶロビン・アダ・マッケイさん(20)
「欧州に学びに行きたいと思ったら、渡航ビザや留学許可、どこかに住むのでも必ず少々ややこしいことになる」

●ソーシャルネットワーク「リーバーズ・オブ・ロンドン(Leavers of London)」の創始者ルーシー・ハリスさん(27)
「リーバーズ(EU離脱支持者)に対する反感がある。彼らは私たち全員が人種差別主義者だとか偏狭だとか、外国人嫌いだといった特定のステレオタイプを押し付けたがっているが、私たちはそうではない」

●ロンドンデリー(Londonderry)に近い北アイルランドの国境で主にフランス向けのカキ養殖業を営むウィリアム・リンチさん(63)
「北アイルランドに会社がある私にとって国境管理の厳格化は全くあり得ない。同じカキを出荷しても関税がかかるようになる。ここの事業をたたんで、アイルランド側に行って新会社を開くよ」

●ロンドンの小口取引株式仲買会社「シェア(Share)」の最高責任者リチャード・ストーンさん(44)
「重要なのは交渉を比較的早くはっきりさせ、ビジネスに確実性を与えることだ。そこに到達することについてはかなり楽観視している。痛みを伴うプロセスになるとは思うが」