【2月27日 AFP】平昌冬季五輪の閉会式に出席するため訪韓していた北朝鮮・朝鮮労働党の金英哲(キム・ヨンチョル、Kim Yong-Chol)中央委員会副委員長ら代表団が27日、訪問日程を終え、北朝鮮に戻った。

 韓国統一省によると、対韓国政策を統括している金氏は同日午前、趙明均(チョ・ミョンギュン、Cho Myoung-Gyon)統一相と国家情報院の徐薫(ソ・フン、Suh Hoon)院長と会談し、3日間の滞在を締めくくった。

 統一省は声明で、会談において両国は「二国間関係の改善や朝鮮半島の和平実現のために連携して努力を続けることに合意した」と述べた。

 金氏の訪韓は、同氏が2010年に韓国海軍の哨戒艦「天安(Cheonan)」が魚雷によって沈没し46人が死亡した事件など韓国に対する一連の攻撃に関与したとされており、物議を醸した。24日にはソウルで、哨戒艦沈没の犠牲者遺族らが抗議行動をしたほか、25日朝にかけては保守系議員らが北朝鮮と韓国の軍事境界線付近で「金英哲を逮捕せよ」などと書かれた横断幕を掲げてデモを行った。(c)AFP