【2月28日 CNS】中国の春節(旧正月、Lunar New Year)の10日目に当たる25日、甘粛省(Gansu)張掖市(Zhangye)甘州区(Ganzhou)古城村(Gucheng)に365個のちょうちんに明かりがともされ、1000年の歴史を持つとされる伝統行事「九曲黄河灯陣」が行われた。

「九曲黄河灯陣」は甘粛省の河西回廊一帯に伝わる歴史文化遺産で、起源は殷(商)時代にさかのぼり、神話的な色彩を放っている。宋代末期ごろから、古城村の人々は旧正月の15日頃にちょうちんをともし、幸福を祈りながら明かりの回廊を巡るようになり、現代まで続いているとされる。(c)CNS/JCM/AFPBB News