中国メディアに2017年最も注目された日本企業10社 カルビーは「災い転じて…」
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■5位 セブンイレブン(Seven-Eleven)
キーワード:跑馬圏地
「跑馬圏地」とは、清時代に有力貴族が馬を走らせて囲んだ土地を占有したことに由来する。近年、小売業は低迷しているが、コンビニエンスストアは拡大しており、中国では投資界の「風穴」とさえなっている。2017年は日本のコンビニが中国で拡大している傾向が明確になり、中国メディアは「跑馬圏地」にたとえている。大都市では日系コンビニは身近な存在で、中でも特にセブンイレブンが目立っている。
■4位 前田建設工業(Maeda)
キーワード:日本式管理
「日本の建築現場を見て、震撼(しんかん)させられた」という投稿が、2016年ごろからネットに流れ、17年も頻繁にウィーチャット(WeChat)に転載された。この投稿には、「日本の建築現場は高度に組織化、精密化されていて、環境保護もしている。それが前田建設だ」と書いてある。
■3位 ユニクロ(UNIQLO)
キーワード:独身の日(双11)
11月11日の「独身の日(双11)」は、消費者にとってはお祭り騒ぎの日、売る側にとっては戦いの日になる。毎年、この日に天猫(Tmall)の販売ランキングのトップ10に入るブランドといえば、真っ先に思い浮かぶのは一般的には中国本土の企業だが、2013年から17年までの連続5年間、ランキングに入った日本企業はユニクロだ。
■2位 ソニー(Sony)
キーワード:根強いファン
中国のQ&Aサイト「知乎(Zhihu)」に2015年、多くの賛同を得た回答がある。それが、「ソニー=工業設計+ブラックテクノロジー(画期的で先進的な技術)+想像力」だ。中国には現在に至るまで、「素晴らしい」と称賛する一部の根強いファンがいる。Xperia Touchのような製品がファンの間で話題になっており、17年の関心度は上昇した。
■1位 カルビー株式会社(Calbee)
キーワード:因禍得福(災い転じて福となす)
中国中央テレビ(CCTV)が毎年3月15日の「世界消費者権利デー」に合わせて放送する番組「3.15晩会」(2017年放映)で、カルビーの製品「フルグラ」の生産地が放射能汚染地域であると指摘され、一夜にして「有名」になった。しかしその後、ほかの中国の主要メディアが報道内容に誤りがあると相次いで指摘。カルビーの中国での17年の売上は、かえって大幅に増加した。(c)東方新報/AFPBB News
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