【2月19日 AFP】アルペンスキー女子のミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin、米国)が、競技日程の変更を理由に、21日に予定されている滑降を欠場することが明らかになった。チーム関係者が19日、発表した。

 週の後半に強風が予想されることから、23日に予定されていた複合を大会主催者が22日に前倒しにしたのを受け、今回の決断に至ったシフリンは「滑降にはできるだけ出場したかったが、スケジュールの変更もあり、自分の体力を複合に集中させるのも重要」と語った。

 今大会で複数の金メダル獲得を目指していた22歳は、先週の大回転で表彰台の頂点に立ったが、強風で15日に延期になった得意の回転では、スタート前に緊張から嘔吐(おうと)し、4位に沈んでいた。

 今大会開幕時の強風がアルペンスキー種目に打撃を与えていたため、主催者側は今回、天気予報を見て複合の日程変更を早めに決断した。(c)AFP