【2月19日 AFP】女子テニス、カタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2018)は18日、シングルス決勝が行われ、大会第16シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)が3-6、6-3、6-4で第4シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)に逆転勝ちし、今季2勝目(キャリア通算22勝目)を飾った。

 刃物を持った強盗に自宅で襲われ、利き手を負傷した2016年12月の事件以降では初めて世界トップ10に返り咲くことが決まったクビトバは試合後、「美しいトロフィーを手にでき、最高の気分」「これを手にするまで、ずいぶんと時間がかかった。きょうも厳しい試合だった」と語った。

 また、トップ10復帰について気分を問われたクビトバは、「去年同じ質問をされたときは、まったく想像できなかったのを覚えている」「戻って来られて本当に特別な気分」と付け加えた。

 世界1位のキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)を含む4人のトップ10選手を破って今大会のタイトルを手にしたクビトバは、この日の勝利で連勝を13に伸ばし、自身の最長記録となる14連勝に迫っている。(c)AFP/David HARDING