【2月19日 AFP】(記事更新)平昌冬季五輪は19日、フィギュアスケートのアイスダンス・ショートダンス(SD)が行われ、カナダのテッサ・ヴァーチュー(Tessa Virtue)/スコット・モイア(Scott Moir)組がSDの世界新記録となる83.67点で首位発進した。

 2010年のバンクーバー冬季五輪で金メダルを獲得しているヴァーチュー/モイア組は、これまでの世界記録82.68点を更新し、2位に入ったフランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組に1.74点差をつけて20日のフリーダンス(FD)を迎えることになる。

 一方、2位に入ったパパダキス/シゼロン組は、演技中にパパダキスの衣装がはだけるアクシデントに見舞われた。22歳のパパキダスは「とても気になって仕方なかった。五輪の舞台で最低の悪夢です」と語った。

「すぐに気が付き、祈りました」「『このまま演技を続けなければ』と自分に言い聞かせ、そうしました。あのようなハプニングに見舞われたにもかかわらず、素晴らしいパフォーマンスができたのだから、自分たちに誇りを持たなければなりません」。

 3位には米国のマディソン・ハベル(Madison Hubbell)/ザカリー・ダナヒュー(Zachary Donohue)組が続いた。

 日本の村元哉中(Kana Muramoto)/クリス・リード(Chris Reed)組は63.41を記録し、15位でFD進出を果たしている。(c)AFP