【2月11日 AFP】先月ラオスで中国からの密輸途中に保護されたレッサーパンダ3匹が、ラオス北部のルアンプラバン(Luang Prabang)県にある施設で暮らしている。

 先月12日に保護された時は6匹いたが、移送後に3匹が死んだ。

 ヒマラヤ東部や中国などにある生息地が脅かされ、レッサーパンダは絶滅の危機にある。

 中国とベトナムに国境を接するラオスは違法な野生動物取引の中継所となっており、今回のレッサーパンダ保護を受け、希少種の闇取引が増加しているのではないか、との懸念が高まっている。(c)AFP