【2月11日 AFP】マイク・ペンス(Mike Pence)米副大統領は10日、韓国と北朝鮮は平昌冬季五輪に合わせて会談を行っているが、米韓は北朝鮮の核開発計画に結束して立ち向かっていくと発言した。北朝鮮は「五輪外交」で対北朝鮮制裁の緩和と米韓同盟にくさびを打ち込むことを狙っているとの見方が出ている。

 平昌五輪の開会式出席を終えたペンス氏は帰国の途上、米副大統領搭乗機「エアフォースツー(Air Force Two)」機内で記者団に対し、自身と韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領は、今後も北朝鮮に対し、結束して「ゆるぎない態度」で立ち向かっていき、「核兵器および弾道ミサイル開発計画を放棄するまで北朝鮮を経済的、外交的に孤立させていくことで米国、韓国、日本の間に見解のずれはない」と述べた。

 米国が北朝鮮の「微笑攻勢」に警戒を呼び掛ける中、北朝鮮は文大統領に首脳会談のため訪朝を要請した。要請は、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の妹で高官級代表団の一員として韓国を訪問した金与正(キム・ヨジョン、Kim Yo-Jong)党中央委員会第1副部長が伝達した。

 韓国の大統領報道官によると、文氏は訪朝要請に直接返答することはせず、北朝鮮が米国との対話を積極的に求めていくことが不可欠だと述べた。(c)AFP