【2月12日 AFP】17-18スペイン1部リーグは11日、第23節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はヘタフェ(Getafe CF)と0-0で引き分け、2週連続で勝ち点を落とした。

 前節のRCDエスパニョール(RCD Espanyol)戦で、終盤に同点弾を挙げて引き分けに持ち込んだバルセロナは、ルイス・スアレス(Luis Suarez)の得点取り消しに象徴される、いら立ちの募る午後を過ごした。しっかりと組織されたヘタフェは、リーグ3位の失点数の少なさの理由を示した。

 2018年に入りゴール前で絶好調のスアレスは、ハーフタイム前にリオネル・メッシ(Lionel Messi)のFKから見事なシュートでネットを揺らしたが、カンプ・ノウ(Camp Nou)の歓喜はオフサイドフラッグで一瞬にしてやんだ。

 さらにスアレスは終盤、ヘディングシュートを放ったもののこれはヘタフェのGKビセンテ・ガイタ(Vicente Guaita)に防がれ、バルセロナは2016年11月以来となるホーム無得点に終わった。

 エルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督率いるバルセロナは今季リーグ戦で23試合負けなしとしており、開幕から続くチームの無敗記録を更新している。

 しかしながら、10日の試合で勝利した2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差は7にまで縮まっており、3週間後にはカンプ・ノウでの天王山も控えている。

 バルベルデ監督はbeINスポーツ(beIN Sports)に対し、「ホームでの引き分けは嫌だが、それもサッカーだ。相手は非常によく守り、われわれは得点できなかった。もしかしたらわずかながらにひらめきが足りなかった可能性もある。この自分たちのスタジアムで得点できないというのは奇妙な感じだ」とコメントした。(c)AFP/Andy SCOTT