【2月10日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で2度の総合優勝を誇るマクラーレン(McLaren)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)は、今季のFIA世界耐久選手権(WEC)の日程が一部変更になったことから、同選手権では2018年の全レースに出走できる見通しとなった。

 トヨタ(Toyota)からWECに参戦し、ルマン24時間耐久レース(Le Mans 24 Hour Race)への出場を表明していたアロンソは、自身の動向が影響を及ぼして富士6時間レース(6 Hours of Fuji 2018)の決勝が10月21日から同14日に前倒しされたことから、F1の米国GP(United States Grand Prix 2018)と日程が重なる問題も回避された。

 アロンソは富士6時間レースの日程変更について、ツイッター(Twitter)に「素晴らしいニュースだ」と投稿した。

 トヨタでアロンソのチームメートを務めるセバスチャン・ブエミ(Sebastien Buemi)も、9日に仏パリで行われたWECの新シーズン開幕イベントで、「過渡期となるシーズンに、フェルナンドを迎えることは大きなアドバンテージだ。WECが大きな話題になる。彼の参戦は大きなプラスだ」とコメントした。

 2018年のアロンソは、F1の21戦に加えてWECでは計6戦に出場する。(c)AFP