【2月5日 AFP】スリランカの首都近郊にある仏教寺院で、高僧がゾウに襲撃され、翌日に死亡する事故が起きた。警察が明らかにした。

 警察によると、国立大学の副総長も務めたベランウィラ・ウィマララタナ(Bellanwila Wimalarathana)氏(77)はゾウによって激しく地面に押し倒された一方、牙で突くのをゾウ使いが何とか防いだという。

 同氏は病院へ救急搬送されたものの、3日に病院で亡くなった。高僧が飼育下にあるゾウによって殺されたのは同国初の事例だという。

 このゾウは2013年、ミャンマー政府から同寺院に贈られた。ゾウはスリランカでは聖なる動物として法律で保護されており、いくつかの寺院では、毎年行われるパレードなどに参加するゾウが飼育されている。

 だが法的な保護にもかかわらず、毎年およそ200頭のゾウが農地に入り込んで作物を荒らすとして農民たちに殺されている。その一方で、毎年約50人が野生のゾウに襲撃され命を落としている。(c)AFP