【2月5日 AFP】イタリア北部ベネチアで開催中のカーニバルで4日、メインイベント「天使の飛行」がサンマルコ広場(St Mark's Square)で行われ、仮面やカラフルな中世のコスチュームを着けたおよそ2万人の人びとが集まった。

 地上80メートルの高さにワイヤでつるされた天使役の19歳の学生、エリサ・コンスタンチー二(Elisa Constantini)さんが広場の鐘楼から舞い降り、観客にむかって紙吹雪をまいた。

 このカーニバルは世界で最も有名なものの一つで、1162年に戦いで勝利を収めた後、始められたとされる。開催されない期間もあったが、1980年に復活した。会期は13日まで。(c)AFP