■幸運は「ハードワークが形を変えたもの」

 シフリンは回転で史上初の五輪連覇を期待する声が高まっていることについて、「期待されていることを考え出したら、気が散ってしまいます。私が集中するのは、自分の目標に向けて努力していくだけです」と話した。

「(五輪に向けて)戦略を変える必要はありません。そのときの目標に向かって集中するだけで、1シーズン単位での仕事なのです。どんな大会でも良いパフォーマンスができることを望んでいます。五輪に備えて自分にできる最大限のことは、素晴らしいシーズンにすることです」

 韓国の雪山でレースをスタートする際の精神状態についても、シフリンは特に心配している様子はなく、「自分の気持ちはきちんとコントロールできています。五輪で最初の競技に臨むときに緊張しないとは言いませんが、それほどナーバスになることはありません」と語った。

 その精神力は、上り坂を45秒間全力で滑走することを繰り返すトレーニングでも養われており、シフリンは「20秒くらいで、もう『できっこない』と考えてしまいます。コーチには『頑張れ、きっとできる』と言われます。一日の残りの時間にはそういう訓練もしているのです」と明かした。

 体を鍛えることについても、大きなけがを回避することに加えて技術とスピードを養うことにつながるとしており、「ジムで多くの時間を準備に費やしています。幸運というものは、ハードワークが形を変えたものなのです」と話した。(c)AFP/Jim SLATER