【1月30日 AFP】ロシアの裁判所は29日、航空券を買うために自分が産んだばかりの男の子を166ユーロ(約2万2000円)で売ったウズベキスタン出身の女(28)に対し、禁錮4年の判決を言い渡した。法廷関係者が明らかにした。

 捜査当局によると、女は2016年10月に出産する前に、生まれてくる子どもをウズベキスタン人夫婦に買い取ってもらう約束をした。

 サンクトペテルブルクの裁判所の報道官によると、同月のうちに新生児の売買が成立。女はその後すぐ、中央アジア行きの航空券を購入したという。

 子どもを買った夫婦もそれぞれ禁錮3年の刑を受けた。(c)AFP