【1月27日 AFP】平昌冬季五輪に出場する米国代表メンバーが26日に発表され、アルペンスキー女子のスター選手であるリンゼイ・ボン(Lindsey Vonn)やミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin)を含む、冬季五輪史上最多の総勢242人が派遣されることになった。

 来月9日から25日まで韓国で開催される平昌五輪で、米国は男子135人と女子107人の選手を派遣し、全102種目のうち97種目でメダルを競うことになった。メンバーにはアジア系が11人、アフリカ系が10人が含まれるほか、冬季五輪に出場する同国選手で初めて同性愛者であることを公表したフリースタイルスキー男子スロープスタイルのガス・ケンワーシー(Gus Kenworthy)とフィギュアスケート男子のアダム・リッポン(Adam Rippon)らも顔をそろえた。

 ガーナ出身のマーミー・ビニー(Maame Biney)とエリン・ジャクソン(Erin Jackson)は、スピードスケート女子で初のアフリカ系米国人として五輪に出場。ジョーダン・グリーンウェイ(Jordan Greenway)もアイスホッケー男子で初のアフリカ系米国人としてメンバーに名を連ねている。

 米国オリンピック委員会(USOC)のアラン・アシュリー(Alan Ashley)強化本部長は、「わが国のアスリートにとってスポーツプログラムに関わる機会が拡大している中、われわれはこれからも冬季スポーツ大会に出場する米国選手が飛躍的に活躍する姿を見続けていくことになる」と語った。

 今回の選手のうち103人は五輪経験者となっており、スノーボード女子のケリー・クラーク(Kelly Clark)とクロスカントリースキー女子のキッカン・ランドール(Kikkan Randall)は米国女子では史上最多の5回目、そしてスピードスケート男子のシャニー・デービス(Shani Davis)は同競技の米国勢では歴代最多となる通算5回目の出場を果たす。中でもデービスは、1000メートルで2度の金メダル、1500メートルで2度の金メダルに輝くなど、今代表チームで最も輝かしい実績を持っている。

 五輪を経験した選手はこれまでに計37個のメダルを獲得しており、そのうち複数のメダル保持者が計15人、金メダル保持者はソチ冬季五輪を制しているジェイミー・アンダーソン(Jamie Anderson、スノーボード女子スロープスタイル)、マディー・ボーマン(Maddie Bowman、フリースタイルスキー女子ハーフパイプ)、テッド・リゲティ(Ted Ligety、アルペンスキー男子大回転)、シフリン(アルペンスキー女子回転)、デビッド・ワイズ(David Wise、フリースタイルスキー男子ハーフパイプ)を含む計10人となっている。

 米国の冬季五輪でのメダル獲得数は金メダル96個を含む合計284個に上っており、平昌五輪では通算100個目の金メダルと通算300個目のメダル獲得を目指している。(c)AFP