【1月19日 AFP】南米を訪問しているローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は18日、チリの首都サンティアゴから北部イキケ(Iquique)に向かう機内で客室乗務員のカップルの結婚式を執り行った。

 結婚式を行ったカルロス・シウファルディ(Carlos Ciuffardi)さん(41)とポーラ・ポデスト(Paula Podest)さん(39)には2人の子どもがおり、既に2010年に婚姻届を出している。バチカン関係者によると、同年発生した地震で結婚式を行う予定だった教会の建物が崩壊したため、2人は式を挙げることができなかったという。

 法王は高度1万1000メートルを飛行中の機内で短い式を執り行った。式の最後には、2人が法王の署名入りの手書きの婚姻届に名前を書いた。(c)AFP