【1月16日 AFP】リビアの首都トリポリで唯一機能していた国際空港が15日、敷地内の刑務所に収監されている仲間の解放を試みた武装集団の襲撃を受け、戦闘により少なくとも20人が死亡した。当局が明らかにした。

 戦闘があったのは空軍基地だったミティガ(Mitiga)空港。国連が支援している統一政府(国民合意政府、GNA)の保健省によると少なくとも20人が死亡し、63人が負傷した。犠牲者が民間人なのか戦闘員なのかは明らかになっていない。

 空港の関係筋や地元住民によると、武装集団は撃退され、空港の東方約10キロに位置する武装集団のアジトでも戦闘が行われた。15日遅くに戦闘は終結したという。

 今回の戦闘で駐機場にあるリビアの航空機6機が被弾した。(c)AFP/Rim Taher