【1月16日 CNS】中国・福建省(Fujian)アモイ市(Xiamen)同安区(Tongan)に数万台のシェア自転車が無秩序に空き地に放置され、見るに痛ましい姿となっている。インターネットユーザーからは、シェア自転車の「墓場」と呼ばれている。

 異常なほどの昨今のシェア自転車の発展と、利用者たちの無秩序なマナーが相まって、アモイ市中の至る所で自転車が氾濫し、災害のようになってしまった。

 同市の関連部署は昨年11月から、全市でシェア自転車の整理・清掃作業を展開している。アモイ市が回収したシェア自転車は11月だけで10万台以上に上り、シェア自転車企業が現地に投入した総台数の3分の1に相当する。

 こうした状況について、多くの市民は極めて深刻な資源の浪費だと考えている。管理部門とシェア自転車企業は話し合いを進め、より良い管理方法をまとめ、真の意味で市民に手軽さと素早さをもたらすものであってほしいと考えている。(c)CNS/JCM/AFPBB News