【1月15日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは14日、第23節の試合が行われ、退団を希望しているアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が不在のアーセナル(Arsenal)は、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督が「必勝」を期した下位ボーンマス(AFC Bournemouth)に1-2で敗れ、年明けから続くチームの不調に拍車がかかっている。

 アーセナルは後半開始直後にエクトル・ベジェリン(Hector Bellerin)のゴールで先制したものの、カラム・ウィルソン(Callum Wilson)とジョーダン・アイブ(Jordon Ibe)に立て続けにゴールを許し、ボーンマスに逆転負けを喫した。アーセナルは公式戦5試合未勝利となり、順位は6位のままだが同日勝利した4位リバプール(Liverpool FC)との勝ち点差は8に開いた。ボーンマスは降格圏との勝ち点差を5に広げている。

 ピッチ内でも問題に直面しているベンゲル監督だが、ピッチ外のサンチェスの移籍騒動も悩みの種になっている。ベンゲル監督は試合後「出ていくかは半々だ。移籍期間のこういった状況は予測がつかない。だから試合に集中することにした」と話し、サンチェスが招集外となったのは去就がはっきりしない状況が続いているからだと認めた。

 今季がアーセナルとの契約最終年となるサンチェスは、以前からマンチェスター・シティ(Manchester City)に狙われていて、昨年夏の移籍市場では、アーセナルがフランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)からトマ・レマル(Thomas Lemar)を補強できた場合、移籍期限の最終日に6000万ユーロ(約81億円)でシティへ移籍するとされていた。

 ところが先日、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)もサンチェスへの関心を表明。今季終了後には自由契約となるサンチェスに対し、アーセナルが示している3500万ユーロ(約47億円)の移籍金を支払う意思を示した上で、さらに以前アーセナルも狙っていたヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)を代わりに差し出す可能性もあるため、ユナイテッド加入が一気に現実味を帯びた。

 ベンゲル監督は移籍騒動には間もなく決着がつくと話しつつ、最終的にどういう結果になるかはわからないと続けた。サンチェスの去就はすぐ決まると思うかと問われた指揮官は「イエス。ただ深読みはしないでほしい。どう転ぶかは私にもわからないのだから」とコメントしている。(c)AFP