【1月15日 AFP】17-18スペイン1部リーグは14日、第19節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はルイス・スアレス(Luis Suarez)が2得点1アシストの活躍をみせるなど、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)に4-2で逆転勝利を収め、2位との勝ち点9差を維持した。

 ウィリアン・ジョゼ(Willian Jose)とフアンミ(Juan Miguel Jimenez Lopez 'Juanmi’)のゴールで2点のビハインドを背負ったバルセロナだったが、前半の終盤にスアレスのアシストからパウリーニョ(Jose Paulo Bezerra Maciel Junior 'Paulinho’)が1点を返して反撃ののろしを上げると、後半5分にはスアレスの鮮やかなループシュートで同点に追いついた。

 そして後半26分にスアレスの2得点目で逆転に成功し、試合終了5分前にリオネル・メッシ(Lionel Messi)が見事な直接FKを決めて突き放したバルセロナは、勝ち点を51に伸ばし、前日の試合でSDエイバル(SD Eibar)に勝利している2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)と大差の首位を守った。

 バルセロナのエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は「前半のうちに1点を返せたのが本当に大きかった。2点差にされたときはまだ呪いが続いているのかとも思ったが、それでも逆転してリードを奪えると信じて前に出て、最終的にはゴールを決めることができた」と話した。

 さらにこの勝利で、バルセロナは今季4位と苦しんでいる宿敵レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点差を19にまで広げた。前日ビジャレアル(Villarreal CF)に敗れたレアルは、バルセロナよりも降格圏との方が勝ち点差が近い状況になっている。

 レアルが屈辱的な状態に甘んじる間に、今節勝利した3位バレンシア(Valencia CF)がレアルとの差を8ポイントに広げた。(c)AFP