【1月1日 AFP】17NFLは31日、第17週の試合が行われ、バッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)は22-16でマイアミ・ドルフィンズ(Miami Dolphins)を破ると、シンシナティ・ベンガルズ(Cincinnati Bengals)のアシストもあって、1999年以来のプレーオフ進出を決めた。

 米四大スポーツのチームの中でプレーオフ進出から最も遠ざかっていたビルズだったが、この日の試合前までポストシーズン進出へ優位に立っていたボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)が27-31でベンガルスに敗れたこともあり、プレーオフ進出が確定した。

 試合に勝てばビルズを抑えてポストシーズンに進出できたレイヴンズは、終盤まで27-24でリードしていたものの、残り44秒のところでベンガルズのタイラー・ボイド(Tyler Boyd)のタッチダウンが決まり、逆転負けを喫した。

 テネシー・タイタンズ(Tennessee Titans)は、すでにAFC南地区優勝を決めているジャクソンビル・ジャガーズ(Jacksonville Jaguars)に15-10で勝利し、ワイルドカードでのポストシーズン進出を確定させた。次週のプレーオフ1回戦ではジャガーズがビルズと、タイタンズはカンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)と対戦する。

 昨季王者のニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)は、ニューヨーク・ジェッツ(New York Jets)に26-6で勝利し、トップシードとしてホームフィールドアドバンテージを手にした。同日の試合で、クリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)に28-24で勝利したピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)が第2シードとなる。敗れたブラウンズは、2008年のデトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)以来の1シーズン16連敗を喫した。

 昨季の第51回スーパーボウル(Super Bowl LI)で、ペイトリオッツに大逆転負けを喫したアトランタ・ファルコンズ(Atlanta Falcons)は、カロライナ・パンサーズ(Carolina Panthers)に22-10で勝利し、プレーオフへと駒を進めた。

 敗れたパンサーズは、ワイルドカードとしてプレーオフに進出となり、ニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)は24-31でタンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)に敗れたものの、NFC南地区優勝を決めた。

 セインツはプレーオフ初戦でパンサーズと、ファルコンズはロサンゼルス・ラムズ(Los Angeles Rams)と対戦する。(c)AFP