【12月28日 AFPBB News】東京都渋谷区の明治神宮(Meiji Shrine)で28日、新年に向けその年の厄を払い清める「すす払い」の神事が行われた。午前10時、白衣、袴、浅沓(あさぐつ)姿の6人の神職らが、約5メートルのササ竹を使い、社殿の天井や柱に積もったすすやちりを丁寧に払い落とした。訪れた参拝者は興味深そうに、その様子を眺めていた。

 南神門には、来年の干支(えと)にちなんだ戌(いぬ)の大絵馬などが飾られ、迎春準備も大詰め。鎮座百年記念の一環で、拝殿の屋根も新しくふき替えられている。同神社は例年、正月三が日に約300万人が訪れ、初詣の参拝者数は全国一。(c)AFPBB News