【12月23日 AFP】ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley and the Wailers)のベストアルバム「レジェンド(Legend)」が米国のアルバムチャートに通算500週間ランクインするという金字塔を打ち立て、レゲエの「神様」マーリーのレガシーをさらに確固たるものとした。

「レジェンド」は、マーリーが36歳でがんで亡くなった3年後の1984年にリリースされ、有名なヒット曲「ゲット・アップ・スタンド・アップ(Get Up Stand Up)」「ノー・ウーマン・ノー・クライ(No Woman No Cry)」「レデンプション・ソング(Redemption Song)」などが収録されている。

 同アルバムは、米ビルボード(Billboard)トップ200の今月14日の最新の週間チャートで170位にランクイン。米国のアルバムチャートの通算ランキングで2位となった。1位は英ロックバンド「ピンク・フロイド(Pink Floyd)」のアルバム「狂気(Dark Side Of The Moon)」で、こちらは1973年のリリースから934週間ランクインし、最新チャートでも196位につけている。

「レジェンド」の米国での売り上げは1500万枚を突破しているが、トップ10入りを果たしたのはオンライン販売が開始された2014年のみ。英国では12週間1位を記録している他、トップ100内には、スウェーデンの伝説的ポップグループ「アバ(ABBA)」と英ロックバンドのクイーン(Queen)のベストアルバムに次いで、通算803週間ランクインしている。(c)AFP