【12月18日 AFP】南米チリで17日、中道左派のミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)大統領の任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が行われ、富豪で中道右派のセバスティアン・ピニェラ(Sebastian Pinera)前大統領(68)の再選が確実となった。

 選挙管理当局によると、2010年~14年に大統領を務めたピニェラ氏は、開票率92%の時点で55%を得票。

 バチェレ大統領の後継候補で無所属から出馬した元TV司会者で左派のアレハンドロ・ギジェル(Alejandro Guillier)上院議員(64)は「厳しい敗北」を認めた。

 新大統領は来年3月から4年間、世界最大の銅生産国として知られるチリの舵取りを担う。(c)AFP/Paulina ABRAMOVICH