【12月11日 AFP】17-18イタリア・セリエAは10日、第16節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)はジャコモ・ボナベントゥーラ(Giacomo Bonaventura)が2得点の活躍をみせ、ボローニャ(Bologna FC)を2-1で破り、ジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)監督就任後初勝利を収めた。

 ガットゥーゾ監督の初陣となった前節の試合で、ミランは終了間際に相手GKのアルベルト・ブリニョーリ(Alberto Brignoli)にゴールを許し、ベネベント(Benevento Calcio)に今季初めての勝ち点を与えると、さらにはヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)でもHNKリエカ(HNK Rijeka)に敗れていた。

 前半10分に先制点を挙げ、同点に追いつかれて迎えた後半31分には決勝点を記録したボナベントゥーラは、クラブの公式ウェブサイトで「勝つことが重要だったし、それができたので僕らは満足している」とコメントし、「シーズン開幕当初の僕は、万全な状態ではなく苦戦したけれど、今は100パーセントに戻りつつある」と語った。

 ミランはこれで7位に順位を上げたが、4位ASローマ(AS Roma)には勝ち点11差をつけられている。

 同日に行われたそのほかの試合は、ローマがキエーボ・ベローナ(Chievo Verona)と、ナポリ(SSC Napoli)がフィオレンティーナ(Fiorentina)と、それぞれスコアレスドローに終わった。

 前日にはユベントス(Juventus)とインテル(Inter Milan)も0-0で引き分けており、この結果、インテルが2位ナポリに勝ち点1差の首位の座を守った。(c)AFP