【12月6日 AFP】世界一有名なツイッター(Twitter)ユーザーはドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領かもしれないが、2017年に最も人気だったのはバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領のツイートだった。

 2017年のリツイート数ランキングで、オバマ前大統領のツイート3件がトップ10入りした。一方のトランプ大統領はツイッターを頻繁に使っていたにもかかわらず、一件もトップ10入りしなかった。

 しかしツイッターによると、トランプ氏は「最も多くツイートした指導者」には選ばれた。

 オバマ氏個人のツイッターアカウントで最も人気だったツイートは、バージニア州シャーロッツビル(Charlottesville)で起きた白人至上主義者らと反対派の衝突事件を受けて投稿されたもので、5日時点で約460万件の「いいね」を獲得している。

 このツイートには窓から顔を出したさまざまな人種の子どもたちにほほえみかけるオバマ氏の写真に、南アフリカの故ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領の「肌の色や出自、信仰の違いで他人を憎むように生まれついた人などいない」という言葉が添えられていた。

 このツイートは今年のリツイート数ランキングで、ファストフード大手ウェンディーズ(Wendy's)からチキンナゲット1年分をただでもらおうとした少年のツイートに次ぐ2位となった。(c)AFP