【12月5日 AFP】交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)は4日、12歳以下の子供が保護者の監督下で友人とメッセージを交換できる携帯電話向けアプリ「メッセンジャー・キッズ(Messenger Kids)」を発表した。

 メッセンジャー・キッズは、米アップル(Apple)のiOSモバイル機器に向けた独立ビデオチャット/メッセージアプリとして、米国内で試験的に提供が開始される。

 プロダクトマネジャーのローレン・チェン(Loren Cheng)氏は、同アプリ開発の背景として「子供たちが自分の好きな人たちと交流でき、なおかつ親が望む監督水準を有するメッセージアプリのニーズ」があったと説明している。

 フェイスブックによると、アプリの対象年齢は6~12歳。広告やアプリ内購入機能はついていない。連絡先は親が管理でき、許可しない人とは交流できない仕組みになっている。

 フェイスブックの規定では、13歳以上でなければアカウント作成はできないことになっているが、この規定を破り登録している子供も多いとされている。(c)AFP