【12月3日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は2日、第14節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は試合の半分以上を数的優位の状況で戦いながら、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)と1-1で引き分けた。

 ケビン・フォラント(Kevin Volland)に先制ゴールを許したドルトムントは、その後レバークーゼンのベンデル(Wendell Nascimento Borges)がゴンサロ・カストロ(Gonzalo Castro)への危険なタックルで前半40分に退場処分となったが、その後も相手の守備を崩すことができず、アンドリー・ヤルモレンコ(Andrey Yarmolenko)のゴールで同点に追いつくのがやっとだった。

 さらに悪いことに、この日はマクシミリアン・フィリップ(Maximilian Philipp)とカストロが負傷交代。ミヒャエル・ツォルク(Michael Zorc)スポーティング・ディレクター(SD)によれば重傷だという。

 前週、シャルケ04(Schalke04)とのダービーで4点差を追いつかれて引き分けに終わっていたドルトムントだが、これでリーグ戦はここ7試合未勝利となり、ピーター・ボス(Peter Bosz)監督にかかる重圧はさらに強まっている。

 それでもツォルクSDは、後任を探してはいないと強調し「ピーター・ボスを代えることは考えていない。それはわれわれの喫緊の課題ではない」とコメントした。(c)AFP