【11月30日 AFP】ポルトガル出身のサッカー指導者アンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)氏が、来年1月のダカールラリー(Dakar Rally 2018)に参戦することが分かった。大会主催者が29日、明かした。

 監督としてFCポルト(FC Porto)やチェルシー(Chelsea)、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)、上海上港(Shanghai SIPG)などを率いた経験を持つビラス・ボアス氏は、来年1月6日にペルーの首都リマで開幕するレースでトヨタ・ハイラックス(Toyota Hilux)を駆る。

 ダカールラリーのウェブサイトによると、叔父のペドロ(Pedro Villas-Boas)氏も1982年大会に出場した実績を持つビラス・ボアス氏は10代の頃、母国ポルトガルのポルト(Porto)でダートバイクに明け暮れ、国内のモトクロス大会にも定期的に出場していたという。

 先月に40歳の誕生日を迎えたビラス・ボアス氏は当初、40回目を迎える来年のダカールラリーで二輪部門に出たいと考えていたが、KTMでマネジャーを務める友人から「バイクで出場するには1年間みっちりと準備する必要がある」と言われたことで、最終的に四輪部門での参戦を決めたと説明している。(c)AFP