【11月30日 AFP】17-18フランス・リーグ1は29日、第15節の試合が行われ、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が左足の一振りで均衡を破ったパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は、トロワ(Troyes AC)を2-0で退け、2位に浮上したオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)との勝ち点差は10となった。

 2016年3月の前回対戦でトロワに9-0で大勝していたPSGだったが、この日は前半に獲得したPKでエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)のキックが相手GKママドゥ・サマッサ(Mamadou Samassa)に防がれ、前半を無得点で終えた。

 その後もPSGは攻撃のアイデアを欠き、今季初めて本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes)で勝ち点を落とすかに見えたが、迎えた後半28分、ネイマールが左足のシュートを決めて均衡を破った。

 そして試合終了間際には、カヴァーニがPK失敗を埋め合わせるかのようなゴールを決めて勝利を締めくくった。カヴァーニは、今季のリーグ戦で17得点を稼ぎ得点王に立っている。

 MFのマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)は仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に対して「エディ(カヴァーニ)とネイマールにとっては最高の日ではなかったけれど、それでもゴールをもぎ取ってしまうから、すごい選手たちだよ。味方で良かった。ネイマールは世界最高の選手の一人だし、いつでもチームの力になれる。きょうもすごく大きいゴールを決めてくれた」と話した。(c)AFP/Jed Court