インターネット上で騒がれている、同園で「児童集団わいせつ」が行われているなどの内容については、いずれも虚偽だと確認された。娘が医者を名乗る男に全裸で身体検査を受けたと主張していた保護者の女は、発言は虚偽のものであったことを認め、謝罪した。さらに、別の女2人が虚偽の情報をインターネット上に流して公共の秩序を乱した疑いで逮捕されるなどした。

 23日にテレビ局によって報道された、同園で園児が必要のない薬を飲まされたといった内容は、保護者のチャットグループで共有された映像だったが、調べによると園内で撮られたものではなく、児童の保護者の男が自宅で子どもを誘導しながら故意に撮影したものだと判明した。

 警察は引き続き捜査を進めているが、インターネット上の情報をうのみにせず、冷静に判断するようにと呼びかけている。故意に虚偽の情報を流す行為に対しては、法に従い厳しく罰するとしている。

 また、調査により、同園教師の劉容疑者(22)が、一部の児童が時間通りに眠らなかったため「しつけ」と称して裁縫用の針で児童を刺したとし、児童虐待の容疑で逮捕されている。

■「虐待」報道の余波? 別の幼稚園でも「針で刺された」と通報、診断は「乾燥湿疹」

 また、北京市の別の幼稚園に子どもを通わせる保護者が27日、自分の子どもも幼稚園教諭に針で刺されているようだと警察に通報。捜査が行われメディアも騒いだが、針で刺された疑いのあった園児の部位について鑑定を行った結果、乾燥でできた湿疹だと診断された。

 警察は通報を受け、現場検証、聞き込み調査、監視カメラの映像などの調査を実施。犯行に使用されたなどと報道されたきりや安全ピンなどは、保育士がじょうろを制作するためにペットボトルに穴を開けた際に使用し、使用後は頑丈な用具箱にしまい、所定の場所に保管されていたことが確認されたという。(c)CNS/JCM/AFPBB News