【11月28日 AFP】ジンバブエの政府系日刊紙ヘラルド(The Herald)は27日、40年近くにわたって実権を握り、21日に辞任したロバート・ムガベ(Robert Mugabe)前大統領の誕生日が祝日に制定されたと報じた。

 同紙は官報を引用し、2月21日のムガベ氏の誕生日が「ロバート・ムガベ国民青年の日(Robert Mugabe National Youth Day)」になると伝えた。

 祝日制定は与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)の青年組織から強い要望があり、数週間前には国内最大の空港もムガベ氏の名前を冠した名称に改称されている。

 国内にはムガベ氏の名前にちなんだ名称の建築物や道路、諜報員の養成学校がある他、10億ドル(約1100億円)を投じた「ロバート・ムガベ大学」も建設中だ。(c) AFP