【11月27日 AFP】17NFLは26日、第12週の試合が行われ、QBジャレッド・ゴフ(Jared Goff)がタッチダウンパス2本を決めたロサンゼルス・ラムズ(Los Angeles Rams)が26-20で勝利し、ニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)の連勝を8で止めた。

 ラムズはこれで直近6試合で5勝目を挙げ、今季の戦績を8勝3敗とした。ルーキーイヤーの昨季はセインツに敗れていたゴフは、パス43本中28本成功で354ヤードを獲得し、サミー・ワトキンス(Sammy Watkins)とジョシュ・レイノルズ(Josh Reynolds)にタッチダウンパスを通した。また、キッカーのグレッグ・ズーライン(Greg Zuerlein)はフィールドゴール4本で12点を記録。そのうち3本が46ヤード以上のキックだった。

 ラムズのショーン・マクベイ(Sean McVay)ヘッドコーチ(HC)は「ジャレッドが一週ごとに良くなっているのがわかるはずだ。良い判断もできていた。だんだんとランプレーを展開できるようになったし、オフェンシブラインのプレーも良かった」と話した。

 一方、セインツはNFL2位のパス攻撃の中心であるドリュー・ブリーズ(Drew Brees)がタッチダウンパスを1本しか通せず、パス32本中22本成功で246ヤード獲得にとどまり、サックを3度も食らった。

 ラムズのディフェンスに封じ込められ、ここまで1試合平均415ヤードを獲得していたオフェンスが346ヤードに抑えられたセインツは、NFC南地区で首位に立つものの、戦績は8勝3敗となった。

 ブリーズは「非常に苦しい状況に追い込まれることが何回かあった。リズムをつかめず、攻撃の流れを維持できなかった」と話した。(c)AFP