【11月17日 AFP】ジンバブエで17日、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(93)が政変後初めて公の場に姿を現し、首都ハラレで行われた大学の卒業式に出席した。

 軍が実権を掌握した後、ムガベ大統領は自宅で軟禁されていたものの、AFPの特派員によると、ムガベ氏はこの日歩いて会場入りした。式典で青いガウンと房付きの帽子を着用した同氏は、目を閉じながらスピーチに耳を傾け、時折拍手する姿が見られたという。

 ジンバブエでは14日夜、軍の将校らが国家権限を掌握。一方で将校らは16日、ハラレでムガベ氏との会合を持った。(c)AFP/Susan NJANJI