【11月12日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)アフリカ3次予選は11日、最終節の試合が各地で行われ、モロッコとチュニジアがそれぞれ本大会出場を決めた。

 グループCのモロッコは、前半にナビル・ディラル(Nabil Dirar)とメディ・ベナティア(Mehdi Benatia)が立て続けにゴールを決め、コートジボワールに2-0で勝利した。

 モロッコは3次予選6試合を無失点で終えて勝ち点12を積み重ね、1998年のフランス大会以来となるW杯出場を決めた。一方、コートジボワールは前半に負った2点のビハインドを取り戻せる気配がなく、勝ち点8でグループ2位に終わった。

 リビアと対戦したグループAのチュニジアは、ホームで0-0のスコアレスドローに終わったものの、僅差で首位を守って予選を終えた。2位のコンゴが試合終了間際に2得点を挙げてギニアに3-1で勝利したため、両国の勝ち点差はわずかに1ポイントだった。

 予選を無敗で乗り切ったチュニジアは、勝ち点14を獲得して2006年のドイツ大会以来となる本大会出場を決めた。アフリカ予選ではこのほかに、10月にナイジェリアとエジプトが、また10日に南アフリカを2-0で下したセネガルが突破を決めている。(c)AFP