【11月12日 AFP】女子テニス、国別対抗戦フェドカップ(2017 Fed Cup)は11日、ワールドグループ1部決勝がベラルーシのミンスクで行われ、ベラルーシと米国は1勝1敗で初日を終えた。

 第1試合で米国は、ココ・バンダウェイ(Coco Vandeweghe)が6-4、6-4でアリアクサンドラ・サスノビッチ(Aliaksandra Sasnovich)をストレートで退けた。

 世界ランク10位のバンダウェイは、「ナンバー1の選手として、第1試合で自分たちを勢いづけるのが私の仕事。両セットとも完璧な序盤で、早めにブレークを奪いましたが、アリアクサンドラは非常に良いプレーをしていたので、決着をつけるのは簡単ではありませんでした」と振り返った。

 しかし、米国は第2試合でスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens)が不振から抜け出せず、アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)に3-6、6-3、4-6のフルセット末に敗れた。

 全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)制覇以降、全敗を喫していた世界13位のスティーブンズは、今年初めてフェド杯に出場したものの黒星を喫した。

 スティーブンズと初対戦となった世界ランク78位につける19歳のサバレンカは、「感動で胸いっぱいです。本当に緊張する試合で、相手だけではなく、自分自身とも戦わなければいけませんでした。ミスもいっぱいありましたが、幸運なことにこの重要な試合で勝ちを収められましたし、それが今日一番大事なことでした。あすはより良いプレーができることを願います」とコメントしている。

 12日には対戦相手を入れ替えてシングルス2試合が行われ、決着がつく可能性のある第5試合のダブルスが行われる。(c)AFP