【10月29日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は28日、第10節の試合が行われ、ハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)とロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が得点したバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、序盤に退場者を出したRBライプツィヒ(RB Leipzig)に2-0で勝利し、リーグ首位に浮上した。

 25日に行われたドイツカップ(German Cup 2017-18)2回戦で、PK戦の末にライプツィヒを下しているバイエルンは、4日間で同じ相手から2勝目を挙げたことになる。

 快勝したバイエルンだったが、レワンドフスキが太ももを痛めて前半でベンチに退いており、31日に行われるセルティック(Celtic)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)をエースが欠場する可能性が出てきた。

 バイエルンのユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督は試合後、レワンドフスキについて言及し、「彼はすぐに立ち上がったので、重症ではないことを期待している」とコメントしている。

 ライプツィヒはドイツカップで後半にナビ・ケイタ(Naby Keita)が退場処分を受けており、敵地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)で行われたこの日の一戦では、前半13分にキャプテンのビリ・オルバン(Willi Orban)にレッドカードが提示された。

 アリエン・ロッベン(Arjen Robben)に対するファウルでライプツィヒのオルバンが退場になると、バイエルンはロドリゲスとレワンドフスキがゴールネットを揺らした。

 この結果、バイエルンは今節ハノーバー96(Hanover 96)に2-4で敗れたボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)を抑えて今季初のリーグ首位に立った。

 敗れたライプツィヒは、バイエルンと4ポイント差の3位につけている。

■ドルトムントは首位陥落

 18歳のDFダン・アクセル・ザガドゥ(Dan-Axel Zagadou)が退場処分を受けたドルトムントは、イフラス・ベブー(Ihlas Bebou)にカウンターから2点を奪われるなど、敵地でハノーバーに完敗。リーグ戦では3試合白星から遠ざかっている。

 ピーター・ボス(Peter Bosz)監督が指揮を執るドルトムントは、11月1日にチャンピオンズリーグでアポエル・ニコシア(APOEL Nicosia)と対戦し、同4日にはバイエルンとの直接対決を控えている。(c)AFP/Ryland JAMES