【10月27日 AFP】スペインサッカー連盟(RFEF)のフアン・ルイス・ラレア(Juan Luis Larrea)会長は25日、同国1部リーグが2018-19シーズンから、イタリア・セリエAやドイツ・ブンデスリーガ1部に続いてビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入することになると明かした。

 ラレア会長は、国内のラジオ局カデナ・セル(Cadena Ser)からVARの導入時期について問われると「来季から」と応じた。

「それがわれわれの意思だ。サッカー界にテクノロジーが浸透してきている。それを受け入れなければならない」

 ゴールやレッドカード、PKの判定やに加え対戦選手の間違いなどに適用されるVARは、全世界でテストが行われている。しかしながら、テスト結果に対する意見にはさまざまな違いがあり、例えばイタリアではVARは話題に一線を引くのではなく、議論を過熱させてしまっている。

 セリエAのユベントス(Juventus)を率いるマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督はこれについて「スタジアムでナッツを食べながら試合が真夜中に終わる米国の野球のようになってしまう」と冗談を飛ばした。

 またイタリア代表選手で、同クラブで活躍するジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)も判断を下すたびに試合が中断されることで、「サッカーを醜くする」とVARを強く批判している。

 ラレア会長はVARがスペインで正式に導入されるまでに「70試合以上」でテストが行われるとしている。

 同リーグは欧州5大リーグの中で唯一、ゴールライン・テクノロジー(GLT)の導入もされていない。スペイン・プロサッカーリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス(Javier Tebas)会長は、全20クラブのスタジアムにシステムを導入するコストの高さがネックになっていると話している。(c)AFP