【10月24日 AFP】17NFLは23日、第7週の1試合が行われ、QBカーソン・ウェンツ(Carson Wentz)が4本のタッチダウンパスに成功したフィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)が34-24でワシントン・レッドスキンズ(Washington Redskins)に勝利し、開幕から7試合を消化した時点での成績を今季リーグ最高となる6勝1敗に伸ばした。

 今季ここまでリーグ最多となる合計17本のタッチダウンを記録しているウェンツは、「チームメートに敬意を払う。チームはここまで懸命に突き進んできた。きょうは序盤にもたついでしまったが、徐々に得点を重ねて勝利につなげられた」とコメント。この試合では、25本中17本のパスを通して合計268ヤードを稼いだほか、8回のランでも63ヤードを記録する活躍をみせた。

 ウェンツはまた「まだ7試合にすぎないし、先は長いけれどここまでは上出来だ。このまま力強く戦っていかなければならない。決して満足しないことだ。今後も態勢を整えて成績を伸ばしていくよ」とコメントした。

 1933年のチーム創設を誇るイーグルスは、1960年シーズンに通算3度目の優勝を果たして以降、NFLの頂点に立ったことがなく、最後にスーパーボウル(Super Bowl)に進出した2004年シーズンにはニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)に敗れている。

 レッドスキンズのジェイ・グルーデン(Jay Gruden)ヘッドコーチ(HC)は「重要な場面で、カーソンに信じられないプレーを決められてしまった。何の言い訳もできない。相手がわれわれを上回った」と語った。(c)AFP