【10月24日 AFP】モンゴルで登山規制を無視して標高4021メートルの山に登っていた10人が雪崩に巻き込まれて死亡し、7人が今も行方不明になっている。救助隊が23日に明らかにした。

 モンゴル国家危機管理庁(EMA)によれば、22日から行方不明になっているのはモンゴル国籍の登山者7人。オトゴンテンゲル山(Mount Otgontenger)に登頂した後、居場所が分からなくなっている。

 NEMAによれば、標高3400メートルの地点で遺体が見つかった。登山していたグループは30~50歳の男性13人と女性4人。

 救助活動は日没で暗くなったため打ち切られたが、24日朝から再開される。

 国内屈指の花こう岩の岩肌を持つオトゴンテンゲル山は登山者の間では人気が高い。1960年代以降に死亡した登山者はわずか4人だが、自然環境・観光省は2015年に安全上の理由から登山を禁止していた。(c)AFP