【10月18日 AFP】(更新)米プロバスケットボール(NBA)は17日、2017-18シーズンが開幕し、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)と対戦したボストン・セルティックス(Boston Celtics)のゴードン・ヘイワード(Gordon Hayward)は、開始わずか6分で左足首を骨折する重傷を負った。試合はキャバリアーズが102-99で勝利している。

 今オフにユタ・ジャズ(Utah Jazz)からセルティックスに加入したヘイワードは、元キャバリアーズのPGカイリー・アービング(Kyrie Irving)からのアリウープパスをキャッチしようとした際に激しく転倒した。

 プレーを阻もうとしたキャバリアーズのレブロン・ジェームズ(LeBron James)と空中で接触したヘイワードは、そのまま激しくフロアにたたきつけられ、その左脚は不自然な方向に曲がった。

 27歳のヘイワードは、急いで駆け付けたチームスタッフによって対応され、脚を固定されながら担架で退場したが、相手チームの選手もショックを受けたのは明らかで、会場中は静けさに包まれた。

 ヘイワードはその後、両チームのメディカルスタッフから診察を受け、セルティックスは同選手が足首骨折と診断されたと発表している。

 NBAオールスターゲーム2017(2017 NBA All-Star Game)にも選出されたヘイワードの負傷を受け、他の選手からもソーシャルメディア上で励ましの声が集まっており、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)のポール・ジョージ(Paul George)は「@gordonhaywardに神の御加護がありますように!神様、彼がこの試練を乗り越える手助けをしてやってください」とツイートしている。

 ジョージは2014年に行われたFIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2014)前のエキシビションマッチで右脚を骨折し、その後のレギュラーシーズン大半を欠場することになっていた。(c)AFP