【10月12日 AFP】パナマのフアン・カルロス・バレラ(Juan Carlos Varela)大統領は11日、同国代表が2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)北中米カリブ海最終予選で初のW杯出場を決めたことを受け、翌12日を国民の休日にすると宣言した。

 バレラ大統領はツイッター(Twitter)で「国にとって歴史的な日だ。官民ともに明日(12日)は休日とする」とつづった。

 10日に行われた北中米カリブ海最終予選でコスタリカに2-1で逆転勝ちを収めたパナマは、メキシコ、コスタリカに次ぐ3位でW杯への切符を獲得。米国を予選敗退に追い込み、世界をあっと言わせた。

 試合後には数千人のパナマ人が首都パナマ市(Panama City)の夜の街に繰り出し、車のクラクションで歴史的な勝利を祝った。

 サッカーはパナマの国技ではないが、近年は高い人気を誇る野球やボクシングに急速な勢いで追いつき始めている。(c)AFP